擬音ページのゴミ取り |
擬音の原稿は、後の処理に影響があるため、しっかりとゴミ取りを行います。 |
擬音の原稿を取り込みます。
「F4」キーで2値化した直後は、「モノクロ2階調」モードになっているので、メニューバーから「イメージ」→「モード」→「グレースケール」で、「グレースケール」モードに変更します。
その際サイズ比を聞いてくるので、サイズ比「1」で「OK」します。
「チャンネル」の「ブラック(K)」を矢印の場所にドラッグして、新規チャンネルに画像をコピーします。
画像のように新規チャンネルに画像がコピーされます。
アルファチャンネルをアクティブにしたまま、「イメージ」→「色調補正」→「階調の反転」(もしくは「Ctrl+I」)で白黒を反転させます。
画像のようになります。
次に、「選択範囲」から「選択範囲を読み込む」を選びます。
赤丸の部分がこのようになっているのを確認した上で「OK」します。
画像のように、白い部分が選択範囲として選択されます。
●手順短縮
ちなみに、範囲選択の一連の動作は、「Ctrl」キーを押しながら目的のチャンネルをクリックするだけで簡単に行うことができます。
続いて「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「拡張」と進みます。
拡張量を聞いてくるので、「16」と入力し、「OK」します。
選択範囲が拡張されます。星のような粒々が拡大されたゴミです。
描画色を白にします。
「編集」→「塗りつぶし」と選択します。
各項目を確認の上、「OK」します。
画像のようになります。
ちなみに、描画色での塗りつぶしは「Alt」+「Delete」キーで一発で行えます。
「選択範囲」から「選択を解除」を選び、選択範囲を解除します。(「Ctrl」+「D」でも可)
矢印の部分をクリックして、「ブラック(K)」を表示モードにします。(アクティプにはしません)
このように表示されます。
●上の画像ではマスク部分が紫で表示されていますが、「チャンネルオプション」で任意の色にすることができます。
1・2の順番で選択して
赤丸の部分をクリックして、任意の色に変更します。
不透明度の部分も任意に変更してかまいません。
マジックワンドツールを選択します。
画像のように、書き文字の部分を選択していきます。(この作業はアルファチャンネルに対してのみ行われています。黒色の部分は表示されているだけです。(わかりづらいですが(^^;))
選択範囲を追加する時は、「SHIFT」キーを押しながら目的の場所をクリックしてください。
書き文字の周りの選択が終了しました。
「選択範囲」→「選択範囲を反転」で、選択範囲を反転させます。(「Ctrl」+「SHIFT」+「I」でも可)
選択範囲が反転されました。
描画色を黒にします。
「編集」→「塗りつぶし」と選択します。
各項目を確認の上、「OK」します。
このようになります。
●小技
描画色で一発で塗りつぶしたいときは「Alt」+「Delete」キーですが、背景色(赤丸の部分)で塗りつぶしたい場合は、「DELETE」キーを押せぱOKです)
ちなみにこれは、アルファチャンネルと背景レイヤーでしか使えません。
「選択範囲」から「選択を解除」を選び、選択範囲を解除します。(「Ctrl」+「D」でも可)
続いて画像をルーペで拡大(「Ctrl」+「+」)し、書き文字に近接しているゴミを取るため、鉛筆ツールでゴミ周辺のマスクを黒く塗りつぶします。
このように、すべてのゴミの部分のマスクをつぶします。
矢印の部分をクリックして、「ブラック(K)」をアクティブにします。
「選択範囲」から「選択範囲を読み込む」を選びます。
「チャンネル(C)」の部分で「アルファチャンネル1」を選択します。
赤丸の部分を確認して、「OK」します。
このように選択されます。
描画色を白にします。
「編集」→「塗りつぶし」と選択します。
各項目を確認の上、「OK」します。
ゴミが消えました。
「選択範囲」から「選択を解除」を選び、選択範囲を解除します。(「Ctrl」+「D」でも可)
「F3」キーを押し、再び2値化してゴミ取り終了。