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2011年08月 アーカイブ

2011年08月12日

C80のコト

さていよいよC80な訳ですが。
あらためてサークルスペースと頒布物のお知らせなど。

私のサークル「ほえほえがーでん」の配置場所は3日目の14日(日)ア−29a です。
マビPC成年向け本を発行…する予定でしたが、なんと落としてしまいました。オワタ\(^o^)/
せつないので表紙画像を貼っておきます。
しかし表紙は既に入稿してしまったので、C80には出ませんが近いうちに発行はさせていただきます。
頒布物としてはこの表紙の絵を始めとしたラミポスター数点と、既刊の在庫、もし間に合えばらくがきとか古い原稿まとめたコピー誌を持ち込む予定です。

また私自身は1日目2日目共にお手伝いで参加します。
1日目はC-53b「あたっくしすてむ」さんのところにお邪魔して、私も既刊やラミポスターを委託で持ち込ませていただきます。
2日目はノ-20a「STUDIOはまち組」さんのところでお手伝いしてるかもしれません。でも3日目のコピー誌の準備してていないかもしれませんが(^^;

という訳で、今年の夏コミもかなり暑そうですが、皆様くれぐれも熱中症には気をつけて乗り切りましょう〜。

2011年08月22日

コミケ80お疲れ様でした

なんかいろいろやってるうちにあっという間にコミケ終わって1週間経っておりました。
という訳でコミケに参加なさった皆様お疲れ様でした。
スペースにご足労頂いた皆様ありがとうございました。

オフセ新刊は出せませんでしたが、コピー誌とラミポスターはなんとか間に合いました。
コピー誌の方は没にしたネームとラクガキをまとめたものでした。
このネームは見直したら面白く感じられなかったのと、キャライメージがあまりに違ったので没にしたもので、本来は表に出すつもりはなかったものです。
せっかくスペースに足を運んで下さった皆様へのせめてものお礼にお恥ずかしいのを覚悟で特別に出してみました。

さて、冬コミもまた今回と同じ感じで申し込みしました。
今回間に合わなかったオフセ本は遅くとも冬コミにはある筈ですので…。
11/3にマビケットの4回目があるらしいので、そちらに申し込みしてそこで発行してしまうかもしれません。
ま、ケースバイケースということで。

また、ちょっとお休みしていたMS少女本の方もまたちょっと頑張らせていただきますのでよろしくお願いします。
こちらのブログでもそれに合わせてしばらくガンダムの話題が増えると思いますのでどうぞよろしくー。

2011年08月23日

ガンダム談義とザクとか

さて、昨日予告した通りこれから機動戦士ガンダムについていろいろ書いていってみようと思います。
これは冬コミあたりでちょっと真面目にガンダムの同人誌出してみようかと考えてまして、それの準備も兼ねてます。
そういえば昨日のエントリーではMS少女本と書いた気がしますが、うちのMS少女本は元々ガンダムジャンル冬の時代(GからW辺りの頃)に女の子で釣ってガンダムを啓蒙するってのが狙いだったのでコンセプト的には全然ブレてません(笑)
雑談気分で議論でもできれば面白いと思ってますのでコメントもお気軽にどうぞ。

一応基本前提としては1stのTVシリーズを基本に、劇場版で明確に補完された部分は取り入れつつ宇宙世紀0079〜0093辺りまでを文系SF的観点から再構築していこうと思っています。
あらかじめ言っておくと、今の公式設定や当時の公式設定、書籍の記載について無条件で従うつもりはありません。
今の公式設定は矛盾だらけな上にオリジナルを否定しかねないし、当時の記載も30年前のSFです。
未だに改変が続けられているにも関わらずこれらに囚われ続けるのもどうかと思うのですよね。
という訳で、「アレに書いてあったから」「公式設定ではこうなっているから」を正解とはしません。
もちろんそれらを全否定する訳ではなく、誰もが納得できるものはそのまま受け入れます。
それを踏まえた上で議論に参加していただけると幸いです。


と、いうわけでまず最初はザクについて。
ガンダムの世界を語る上でモビルスーツは大前提です。
その世界設定はモビルスーツを存在させる為に構築されていると言っても過言ではないわけで。
ではモビルスーツとはいったいどういうものなのか。
それを再検証する為に、まずは史上初のモビルスーツであるザクについていろいろ考えてみたいと思います。

と思いましたが、ここまでで随分文字数を食ってしまったので、ザクについての具体的なお話はまた明日(笑)
この企画や、ザクについての意見や疑問点など何かありましたらお気軽にコメントをお願いします。


昨日も絵無し、今日もこんな話を始めていきなり絵がないのも寂しい気がしたので、久しぶりに設定画を見ながらざっとザクを描いてみました。
実は私はザクを描くのは苦手なんですよね(^^;
バランスからラインから何もかも苦手。
これは今後も少しずつ線を整えたりしていってみようと思ってますのでよろしくー。
でも久しぶりにザクのデザインとちゃんと向き合ってみて、忘れていたいろいろをあらためて認識できましたよ!

2011年08月25日

ザク…の前にモビルスーツについて

こんばんは。
今日はちょっと飲み会に出掛けていたのでこんな時間に更新です。
しかも久しぶりにビール飲んだお陰で頭痛がしてますのでちょっと簡潔にいきますね。

昨日のエントリーで「ザクについて話しますよー」と言いつつその前にやっぱりモビルスーツという兵器について話しておくべきだと気がついたので、ザクはひとまず置いておいて。

今日はモビルスーツという兵器の成り立ちについて。
現在の公式設定を始めとして「コロニー建設用に開発されたモビルポッドを原型として発展したもの」というのが一般的な認識だと思います。
ですが、果たして本当にそうでしょうか?

モビルポッドはその姿として後のボールのような姿をしていたといいます。
基本構造としては、推進器を搭載した本体にマニピュレータを装備したものとなります。
現代でいうところの深海艇がそのイメージに近いでしょう。

さて、あなたがこれを戦闘用にしようとしたとします。
その時あなたはこれに脚を付けますか?
後に開発されたモビルアーマー・ビグロを始めとする高性能機動兵器の存在を考慮に入れると、その「宇宙空間で使用する機動兵器」に脚部の必要性は全く無いと証明されているようなものです。
しかしモビルスーツには脚があります。
ということは、モビルスーツはもっと別の運用方法に則って開発されたと考えるべきではないでしょうか?

もちろんテクノロジーとして応用された部分が多かったであろうことは当然ですのでここでは割愛します。
クレーン車を作るのにクレーンや自動車の技術が使われているのは当然ですものね。

というところで本日はおしまい。
意見や質問、取り上げて欲しい題材がありましたらどんどんコメントいただけると幸いです。
反応がないと寂しいので(笑)


昨日のザクの線を整えつつ修正してみました。
今日はあまりこれにかけられる時間がなかったので中途半端ですが。
途中経過をお見せするのは恥ずかしいのですが、皆さん的にはこういうのがアップされるのはどうなんでしょう?

2011年08月26日

モビルスーツの脚

結局一日開いてしまった上にいきなりモチベーションも下がりそうですが挫けずいきます。(笑)

先日は、宇宙空間で使用する機動兵器に脚は要らない、って話だったわけですが。
では「モビルスーツとはなんなのよ?」という話になる前に、「モビルスーツの脚ってなんなのよ?」って話を先にしておこうかと思います。
ただ、モビルスーツ全てで考えてしまうと話が非常〜にややこしいものになるので、ここでいうモビルスーツとはザクのことだと思っておいて下さい。

結論から言ってしまえば、「脚」である限りそれは歩行の為のシステム以外のなにものでもありません。

ですが、その答えであっさり正解になってくれないのが困ったところ。
理由は簡単で、宇宙都市国家であるジオン公国軍が、宇宙空間で運用する機動兵器に歩行システムを装備させるのはナンセンスであると考えられたからです。
(勿論人型であることも含めてです。)

そこで1st当時、その理由をいろんな方々が考えました。
その中で考えだされたものの一つがガンダムファンの間では有名なAMBACです。
このエントリーを読んでいる方では知らない方は居らっしゃらないかもしれませんが一応説明しておくと、これは手足を高速移動させることによるその反作用で機体の姿勢を制御するというシステムです。
これを説明する際によく使われるのが、回る椅子の上に座って脚を地面から離し、腕を素早く左右に振るとその反対方向へ椅子が回転するというものです。
これによって、推進剤を消費しないで機体の向きを変えられる、なので脚はデッドウェイトじゃなかったのだ…という訳です。
これはガンダムファンの間では半ば伝説の書籍であるガンダムセンチュリーや、ガンダムメカ系ファンのかなりの人が影響を受けたガンダムセンチネルでも説明されている為、今のガンダムの設定考証においては常識として考えられています。

さて、こんなファンの間で常識になっているような立派な理由があるのならば、今更わざわざ「脚は歩行用だ」などと言い出さなくてもいいのではないか、と思われるかもしれません。
しかしそれで済ませる気がないのが当企画。
ここで敢えてAMBACに異を唱えてみることにします。
AMBACはガンダムファンにとってはいわば神様のような方々が考えだしたものなので、これに異を唱えるのは地獄の業火に焼かれることになるのかもしれませんが、まぁこんなネットの片隅でひっそりやる分にはきっと大丈夫…だと思うことにして。

という訳でAMBACについてなのですが、長くなりそうなのでこれはまた次回ということで。


チマチマと修正しているザクですが、線もそれなりにまとまってきたので今回はカラーで。
頭部と肩辺りのバランスがどうも違う気がしたのでもう少しTV版設定に近付けてみました。
頭部形状もTV版寄りに。
次はそろそろ背面も描いてみましょうかねぇ。

2011年08月29日

AMBACについて

前回の予告通り今回はAMBACについてです。
正直言ってこれについては語るのは怖いのですが(^^;

単刀直入に言ってしまえば私はAMBACを否定しています。
AMBACには重大な欠点があるのです。

AMBACについては前回説明しました。
もう一度おさらいしておくと、腕なり脚なり、機体質量の一部を高速(末端加速100G!)もの速度で移動させ、その反作用で機体の姿勢を制御するというものです。
簡単にいえば腕(脚)を振る反動で機体の向きを変えるわけです。
作用と反作用の簡単な原理ですね。
実に30年もの間このシステムを拠り所にMSの脚の存在意義が語られていた訳です。

しかし、AMBACには問題があります。
まず問題なのは、移動させている質量が機体の一部であること。
勘違いされている方もいらっしゃるようですが、大前提としてAMBACは推進力にはなりません。
これはその質量を切り離すものではありませんので、その質量を本体で停止させなければならないからです。
これは機体の姿勢制御(回転力)においても同じです。
機体の一部の質量をどんなに素早く動かそうとも、その速度は本体側にもかかりますから、結果的には動いた部位の質量分胴体が反対方向へ移動して相殺して終わりです。
相殺し合っていますので、機体がその方向へ回転し続けることはありません。
そしてまず間違いなく稼働させた部位よりもそれ以外の質量の方が大きいので、結果として動かした部位の移動距離ほど本体そのものは移動することはありません。
更に言えば、その稼動した部位を正位置に戻すと本体も元の位置に戻ります。
真空無重力である宇宙空間では機体本体をその角度に留めおいてくれる摩擦は存在しないのです。

このような理由から、MSの腕や脚の可動範囲を考慮に入れると、AMBAC(可動肢の反作用)では機体を90度回転させることさえ難しいでしょう。
(両腕をぐるぐる回し続ける、とかなら勿論可能ですが、それなら機体内にフライホイールを搭載した方がマシです。)
さて、これが本当に戦闘中の姿勢制御に役に立つのでしょうか?
以上の理由から私はAMBACを否定しています。
これを読まれたあなたはどう思われるでしょうか。

ところで完全に横道に逸れた与太話をひとつ。
ボトムズのビデオシリーズ「赫奕たる異端」第一話において、宇宙ステーションの崩壊によりキリコの乗った宇宙用装備無しのスコープドッグが船外に流され漂うシーンがあるのですが、その際、何も無い空間に向かってアームパンチを放つことによりその反動でステーションへ戻る描写があります。
これはAMBACの拡大解釈ともいえるものですが、上に述べたように、射出された質量体(ここではアームパンチの伸縮部)を本体で「引き止めている」為に、アームパンチが伸び切った位置から機体がそれ以上移動することはありません。
腕を戻せば機体は元の位置に戻ります。

2011年08月30日

モビルスーツの脚の応用・その1

AMBACを否定したところで再び脚についてのお話など。
その前に、26日のエントリー「モビルスーツの脚」の回のコメント欄で結構重要な話をしていますのでそちらも参照してみていただけると幸いです。

先のコメントでもお話ししたように、歩行ユニットと一言で言ってもその機能を実現する為には脚部にはかなりの強度が必要です。
単純に自重を支えるのみならず、歩行や走行、跳躍や着地などの衝撃に耐え、機能を維持しなければなりません。
また、地上においてMSの移動能力を司る脚部ですのでこれを失うのは致命的です。
その為その防御力もかなり高く設定してあると考えるのが妥当です。
私は理系ではないので細かい計算をしてここに示すことはできませんが、これらのことだけでMSの脚部がいかに頑丈なものか容易に想像することができると思います。
シャアがガンダムに対して蹴りによる攻撃を頻繁に行っていましたが、これだけの強度を持ったものを敵機に叩きつける戦法は非常に理にかなっていると言えるのではないでしょうか。


まだラフですが、ザクの背面を描いてみました。
勿論TV版設定画が元になっています。
背面から見たバランスで各部の再調整をしたので、先の前面絵とはパーツの位置や大きさが微妙に違っています。
背面をもうちょっと整えたら前面ももう一度再調整します。
しかしこれを描いていて驚いたのですが、ザクのランドセルって結構でかいですね…!
正直もっと小さいイメージでした。
なぜそんなイメージなんだろうと思い返してみると、ひょっとすると昔の1/144ザクのプラモの影響なのかなぁ、とか。
あれはもう一回り小さくて背中に埋まっていたようなそんな微かな記憶でした。

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